Good News Stand

4月投稿予定のスタッフコラム、ちょっと遅刻だけど…

新生活は何度かあったけど、始まりは大学時代の一人暮らしだった。
学生寮ではないのだけど、大学生協が同じ大学の学生限定で貸している集合住宅…でもないんだけど、まぁ、そんな建物だった。
机と棚とベッドが付いて家賃が確か4万5千円くらい。
敷金とか礼金みたいなものもなくて、先輩の紹介ですぐ借りられた気がする。
トイレは部屋についてたけどシャワーが共同だった。
一階は生協のスーパーみたいなお店で2階と3階が賃貸スペースだったはず。
貧乏話をする時はこの頃の話が多い。
銭湯に行くのは贅沢だった。
毎日シャワー。
食べ物はいつでも下で買えるけど、お金がないから生鮮食品はあまり買わない。
朝は食べずにバイトに直行して、昼はバイトのまかない。
昼のバイトが終わったら授業に出て夜はまたバイト。
で、夜もバイトのまかない。
バイト代が出ても部屋代と飲み代ですぐ使っちゃってたからいつもお腹が空いてた気がする。
そう、土日はバイトがないから(特に月末は)あまり食べずに過ごすか誰かの部屋に行って食べさせてもらうとか、そんな思い出(笑)
ここを紹介してくれた先輩もいつもお金がなくて、ある日、電車代がないから100円貸してくれって言われて貸してあげたら、しばらくして駅前から電話がかかってきて、間違えてタバコを買っちゃったので電車に乗れなくなったって(ダメ)
けど、楽しかったと思う。
バイト代が出たときはちょっと奮発して良いバーで酒を飲んだり、大人が行くような店を調べて食べに行ったりもした。
まぁ、食べる時と食べられない時の差が極端だったな(苦笑)
2年位そこに住んだ後、もう少し学校に近いマンションに引っ越しをしたんだけど、その後の2年より、この頃の2年のほうが楽しく思い出すことが多い。

今回これを書こうと思って調べたら、まだその場所が残っていて居住者募集をしていたのでとても懐かしい気持ちになりました。
ありがとうございます。
(writer/ほしあきら)

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