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AEDを使ったことはありますか?

改めて説明しておくと、AEDというのは、心肺停止状態のときに電気ショックを与えて、心肺を正常なリズムに戻す医療機器。一刻も早く使うことが生死を分けるため、職場や公共施設に設置され、誰でも使うことが推奨されています。しかし平成29年度の調べでは、的確に使えば助かってあろう事例に対して、AEDが実際に使われたのは4.7%にすぎません。つまりほとんどのケースで使われていないわけですね。

たしかに心肺停止の人が目の前にいて、すぐに「AEDを使おう!」と思うのはなかなか難しい。そもそも、AEDを使ったことがないと「自分でも使えるだろうか」と不安になって、なかなかできないですよね。

そんな状況に一石を投じた素晴らしいアイテムが登場しました。

それが「ガシャポンミニュチュアAED」

オモチャメーカーのバンダイが、このAEDを忠実に再現して、これをガシャポン用にリリースしたのです。これなら、誰でも手軽に「どういうものか」を知ることもできます。

僕は数年前にAEDの講習会を受けたことがあるのですが、正直、細かい手順は忘れてしまいました。でも「AEDが教えてくれるから大丈夫!」ということだけは強く覚えています。AEDはスイッチを入れると音声ガイドで、使い方を教えてくれる。だからその指示通りにやれば大丈夫。こういう体験をしているからこそ、いざというとき「使える!」と思えるものです。だから、このミニュチュアAED、すごく意味あるなと思います。

(writer/おかべたかし)

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