斜陽産業とされる製本会社。「娘を泥舟に乗せられない」と娘の入社を断るも、独自の商品開発で光を見つけゆるやかな再生をしている会社のいいルポでした。《「自分の家のやっていることを絶対何らかの形で残したいなって。入ってから、その思いがより強いかもしれない。どういう形でも会社を残したい」》と語る娘さん。製本会社だから作れるノートなど、新しい試みに興味津々です。（writer／おかべたかし）
一度は断った娘の入社「泥舟には乗せられない」老舗製本会社が家族で挑む新規ビジネス