「ビニール袋が風に舞う風景」をずっと見られる装置が話題です。立方体の箱の中に風が出て、ビニールが風に舞う。ただ、それだけなのですが、なにか惹きつけられるものがある。人はなにかをするとき、とかく「意味」に縛られがちですが、意味は置いておき、まず手を動かし何かを作る。するとそこに人が集まったりして、何かが生まれる―。この装置のように、とにかく手を動かしてみること、けっこう大事だなと思うのです。（writer／おかべたかし）
『ビニール袋が風に舞う風景』を卓上で楽しめるデバイスが発明されてしまう「ずっと見てられる」「まさかビニール袋をかわいいと思う日が来るとは」