公平であることの難しさ 2021.5.22
阪神淡路大震災のときのボランティア経験を語った方のツイートが話題です。市の職員が救援物資のラーメンがあるものの、公平ではないから今は配れないという。そこでボランティアが配るのを責任を持ってやるから、市の職員には物資を集めるのをやってくださいと働きかけてうまくいったといいます。公平を重んじるばかり物資が無駄になるというのは、方々で耳にする話。公平も大切ですが、それにしばられずお互いの強みを発揮することで前進もできる。難しい課題ですが、有事における公平のありようはもっと考えていきたいですね。(writer/おかべたかし)
阪神大震災の時、避難所に神戸市の公務員が一人派遣された。ボランティアと口論になっているのでどうしたのだろうと事情を聴いてみると、救援物資のラーメンを被災者の人に配るのを、公務員の人がダメだというのだという。公務員の方のおっしゃる理由に、私はずっこけた。
— shinshinohara (@ShinShinohara) May 13, 2021